リハビリテーション科 – 月間ニュース

リハビリテーション科

最新月間ニュース

令和4年7~9月

  • 【第104回全国高等学校野球選手権大会兵庫県大会サポート】

    夏の風物詩ともいえる全国高等学校野球選手権大会兵庫県大会に、メディカルスタッフとして理学療法士の三宅がサポートに入りました。156校が参加した今大会、決勝戦も延長戦と熱戦が繰り広げられた中、大きなアクシデントもなく終えることが出来ました。当院でリハビリテーションに通われた選手も元気にプレーし、現場へ繋ぐ病院機関として、今後もスポーツを熱く応援していきたいと思います。

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  • 【兵庫県理学療法学術大会で発表しました】

    8月21日、洲本市で開催された第33回兵庫県理学療法学術大会で理学療法士の水島と三宅が演題発表をしました。

    水島健太郎:三角筋前部線維と外旋可動域の関係 – Shear Wave Elastography を用いて -
    三宅崇史:高校野球の試合における傷害調査 – ハムストリングス肉離れの傾向 –

    2020年は中止、2021年はWeb開催であったため、久しぶりの対面での開催でした。
    今までに行われた兵庫県理学療法学術大会の中で、今大会は最も演題応募数が多かったようです。
    会場では、本当に多くの理学療法士に再会することができました。やはり対面での学会は楽しいですね。このように、他施設の理学療法士と意見交換ができる場に参加でき、とても良かったです。

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  • 【いちご一会栃木国体2022に参加しました】

    第77回国民体育大会 サッカー競技(少年の部)の兵庫県代表に、理学療法士の村岡がトレーナーとして帯同してきました。
    当院で学んだ知識を活かして、選手をサポートさせていただきました。
    トレーナーという立場でしたが、はじめて国体の雰囲気を味わうことができ、人として成長することができたと感じております。
    臨床ではなかなか味わうことのできない経験をさせていただき、理解のある職場に感謝します。
    ここでの経験を、また病院や臨床で活かすことができればと思います。

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  • 【インターハイ2022(サッカー競技)に参加しました】

    令和4年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技の兵庫県代表に、理学療法士の村岡がトレーナーとして帯同してきました。
    やはり全国大会は独特の雰囲気があり、緊張感がありました。夏の暑い時期の戦いで選手の疲労回復やケアなどでしっかりとサポートさせていただきました。
    疲労回復やケアなどの知識は、アスリートも病院に来る患者様も変わりなく必要なので、今回の経験を踏まえ、また日々の臨床に活かしていきたいと思います。
    このような外部活動に理解をいただいた職場や、予約を調整させていただいた患者様、快く送り出してくれた家族に感謝し、これからも精進していきたいと思います。

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  • 【資格を取得しました】

    理学療法士の増田がFRPアドバンスインストラクターの資格を取得しました。
    FRP(ファンクショナルローラーピラティス)とは、フォームローラーを用いて行うピラティスです。
    アドバンスの講習では、肩こりや腰痛など症状別に対するエクササイズを学びました。
    ベーシックやミドルと比較し、エクササイズの難易度が高いため、自分自身が見本となれるようエクササイズの完成度をあげることに苦労しました。
    学んだことを活かしより多く患者様へ還元し、患者様だけでなくスタッフへもFRPが浸透するように精進していきます。

    理学療法士 増田

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  • 【運動器機能解剖学研究所の講習会に参加しました】

    理学療法士の三宅と田畑が、岐阜県にある運動器機能解剖研究所の講習会に参加しました。「慢性腰痛」と「膝関節障害」をテーマに2日間に渡り勉強しましたが、腰や膝は普段の現場でも痛みの訴えや日常生活でもお困りの患者様が多く、私たちも悩む機会が多い部位です。
    また、今回の講習会では偶然にも以前まで大久保病院に勤務し職場の同僚であった久須美さん、また奥野さんとも一緒となり、旧交を深めるとともに、お互い大久保病院で育ち継続して学んでいることは良い刺激となりました。
    改めて基礎的な解剖学や評価方法を確認したうえで、適切な治療技術を学んできたので1人でも多くの患者様に還元できるよう精進していきます。

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  • 【理学療法士一日体験】

    7月31日、理学療法士の水島は、兵庫県理学療法士会の啓発部部員として、高校生を対象とした理学療法士一日体験に参加しました。「理学療法士の仕事ってどんな仕事?どんなところで働くの?どうすればなれるの?」と興味を持っている高校生は沢山います。その高校生の多くが、自分が怪我をして理学療法士にリハビリテーションをしてもらったり、身内の人がリハビリテーションを受けたのを見て理学療法に興味を抱いたりしています。そこで、兵庫県理学療法士会の啓発部は、兵庫県の高校全校にポスターを配って広報し、高校生と理学療法士が対話して理学療法を体感する機会を設けています。
    昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響でWEBでの開催となりました。このような機会を通し、少しでも理学療法士に興味を持ってもらえる高校生が増えればと思います。

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令和4年4~6月

  • 【『神戸国際大学リハビリテーション研究』に論文が掲載されました】

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    2022年4月に神戸国際大学リハビリテーション研究雑誌に論文が掲載されました。今回の研究の表題は肩井(経穴)への押圧刺激が「僧帽筋上部線維の組織弾性に与える影響」です。私自身研究をすることが初めてであったため、いろいろな方に協力して頂いて研究を無事に終えることが出来ました。今回の研究で経穴刺激が筋の組織弾性を低下させることに影響していることがわかりました。経穴刺激は臥位姿勢を取ることが難しいARCR術後早期の患者様に対しても座位で行える治療を提供できるため今後のリハビリの幅が広がると感じました。
    今後も患者様に対してよりよいリハビリを提供できるように精進していきたいと思います。

    理学療法士 長渡

  • 【母校のパンフレットに掲載されました】

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    母校である神戸総合医療専門学校のパンフレットに掲載されました。
    学生時代に学んだことを活かし、当院でも活躍できるように、これからも精進してまいります。理学療法士 平林

  • 【市民公開講座で講演しました】

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    6月18日(土)ふれあいプラザ明石にて、「スポーツ講習会 腎臓リハビリテーションのすすめ~腎臓内科医による講話」をテーマといたしまして、地域住民の方を対象に当院腎臓内科 山本 聡先生とともに講演させて頂きました。山本先生が、慢性腎臓病の病態、分類、治療、予後などの説明を行いました。特にタイトルにありますように、腎臓リハビリテーションとして、昔は腎機能障害のある方には、安静が主でしたが、現在は運動が推奨されるようになるといった大きな変化・転換があったことを紹介しました。

    また、私、理学療法士 弘津が筋力強化のリハビリテーションに関して、実技を交えて、筋力の自己評価方法や自主トレーニングの方法、運動の負荷量、回数の目安について紹介しました。参加された皆様は、講演中も熱心に耳を傾けられ、予定時間を超過してしまいましたが、講演後も多くのご質問を頂きました。

    このような機会を頂いたこと、また、多数の方々にご参加頂いたことに感謝を申し上げます。今後とも、地域医療の貢献にできるよう頑張ってまいります。

    理学療法士 弘津

  • 【サッカー インターハイ出場】

    当院の理学療法士 村岡 がトレーナーとして帯同している三田学園高等学校サッカー部が6/5(日)に行われた全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 兵庫県予選で優勝しました。

    優勝した三田学園高等学校サッカー部は、7月に徳島で行われる全国高等学校総合体育大会サッカー大会(インターハイ)に出場します。

    当院で学んだ知識と技術を現場で活かし、しっかりとチームのサポートができればと思います。

    理学療法士 村岡

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  • 【兵庫県理学療法士協会のセミナーで話をしました】

    6月11日、兵庫県理学療法士協会のセミナーの一環でお話しさせて頂きました。

    スポーツ現場に関わる上で、テーピング等の技術も大事ですが、そこに至る前段階として押さえておきたい分野の1つかと思います。(PTは実は不得手だったりもします。)

    また、全国的にも、この時期は熱中症がクローズアップされますが…実は野球における死亡事故例に限れば、熱中症よりも頭頚部外傷や脳震盪の方が多いことは意外に周知されていないようにも思います。

    今回は、これまで私たちが関わって来た10年間分の兵庫県高校野球大会でのデータも交えお話しさせてもらいました。

    評価と対応、スパインボード搬送までの一連を取り纏めましたが、評価・問診のあり方は、①救命救急の有無、②頚椎損傷の有無、③脳震盪の有無に順序立てて考えると状態把握しやすいかと思います。

    いずれにしても、やはり判断(評価、所見の取り方・順番)出来ることが対応の1歩目です。

    メディカルとして現場に入った際、周囲から求められる期待?に応えるべくプレッシャーも相まって何か頑張らないと(対応・搬送しないと)と思いがちにもなりますが、判断出来うるからこそ、むやみに動かさない!適切に救急隊を待つことを頑張る!ことも重要な1つだと思います。

    理学療法士 三宅

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  • 【学会発表を行いました】

    2022年6月16日(木)~18日(土)、札幌で開催された第14回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会、第48回日本整形外科スポーツ医学会学術集会で演題発表を行いました。

    水島健太郎 三角筋前部線維と外旋可動域の関係 -Shear Wave Elastographyを用いて-

    三宅崇史 肘屈曲角度の違いによる上腕三頭筋ストレッチ効果の検討

    丸山医師、理学療法士の水島・三宅が参加し発表してきました。

    久しぶりの対面での口述発表だったので適度に緊張しましたがフロアからも多数質問を頂き、充実した時間を得ることができました。今年は肩をテーマにしており後2つ発表する予定になってます。全て対面予定なので会場で知り合った先生方に会えるのも楽しみです。(水島)

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    久しぶりの対面での学会発表と空気感に少し緊張しましたが、やはりオンラインでの安全性や手軽さとは違った良さがありますね。会場では、お声掛け頂いた先生、お声掛けさせて頂いた先生、本当にありがとうございました!他業種、特に医師とともに出来る機会はとても勉強になります。

    不透明な世の中、あとどれくらい出来るか分かりませんが、今を大事に積み重ねていきたいと思います。学会を通じて、新たなプロジェクトも生まれて、また頑張っていこうと思います。

    今年はあと、夏に野球の傷害傾向、秋に肩の治療効果をテーマに2つ発表する予定です。

    現地・会場での先生方・旧友との再会、出会いを願いつつ楽しみにしたいと思います。(三宅)

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  • 【スタッフの活動】

    2022年5月28日に開催された兵庫支部予選にてメンクラス(19~34歳)で優勝しました。

    8月20~26日に開催される第56回全日本サーフィン選手権大会に出場します。

    経験することで学び今後に活かしていきたいと思います。

    理学療法士 高島

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  • 【新入職員の紹介】

    reha_p_r0404-06_09左より 松田 花、相馬 奈々子(作業療法士)

    相馬 奈々子 (作業療法士)
    略歴
    2016年 足利赤十字病院に入職
    2018年 栃木県医師会塩原温泉病院に入職
    2022年4月より大久保病院にて勤務
    はじめまして。4月から勤務させていただいています。
    3月に栃木県から引っ越して来たばかりで、不慣れなところはありますが、今までの経験を活かして、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

    松田 花 (作業療法士)
    今まで回復期や一般病院にて病院勤務だけでなく訪問やデイケアの経験もしてきました。
    これまでの経験を活かし、皆様のお力になれるよう頑張ります。

    reha_p_r0404-06_10左より山口倭加、濱崎由唯、大堂未希也、垣内 都亜(理学療法士)

    患者様・ご家族様の気持ちに親身になって寄り添い、より最適な理学療法が提供出来るよう、日々学び多くの知識と技術を身につけていきます。リハビリテーション科の戦力となれるよう一生懸命頑張りますので、これからよろしくお願い致します。

令和4年1~3月

  • 【FRP(ミドル)の資格を取得しました】

    理学療法士の増田がFRPベーシックインストラクター(ミドル)の資格を取得しました。

    ファンクショナルローラーピラティス(FRP)とはファンクショナルローラーを使用したピラティスで、ピラティスの原理原則を医学的観点から取り入れたエクササイズが豊富なため、臨床でも取り入れやすいのが特徴です。またローラーという不安定な状況でエクササイズを行うため、初心者の方でも体幹コントロールや身体の中心を整えることができるのも大きな特徴です。

    ミドルでは歩行の特徴を捉えて改善すべき点を分析し、それらに沿った種目を提供することを学びました。

    今後は今回修得した知識を基に患者様の治療に貢献していきたいです。

  • 【論文が掲載されました】
    のどに聴診器をあてて「飲み込み」の状態を評価

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    当院では摂食・嚥下障害のリハビリテーションを行っています。摂食は「食べる」こと、嚥下は「飲み込む」ことを言います。食べ物や飲み物を飲み込んだ時に気管の方に流入することでムセたりすることがあるかと思います、これがいわゆる嚥下障害です。重度の嚥下障害になると食べ物や飲み物だけでなく、唾液が気管に流入することもあります。流入物が肺に貯まると「肺炎」を引き起こすきっかけになることが知られています。嚥下障害の原因には、飲み込む筋肉の低下による問題、舌や歯などの口の問題、飲み込む時に食道が開かない問題など様々です。当院ではこのような様々な問題に対してきめ細やかに対応し、原因に応じた最適なリハビリテーションを提供することを心がけています。今回、当院の外来にて嚥下リハビリテーションを受けている患者様の治療経過を論文にまとめさせていただきました。ご協力いただきました患者様とご家族様、ならびに関係者の皆様、この度は本当にありがとうございました。

    松尾 貴央, 田中 誠也, 鈴木 啓介, 高田 輝彦, 宮本 宜徳, 岡本 徹, 山村 誠. 高齢者の特発性食道入口部通過障害に対して摂食嚥下訓練が有効であった一例. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌. 2021. 25. 3. 245-251

  • 【新人発表を行いました】

    2月6日に理学療法士の大田・長谷川が新人発表を行いました。昨年度と同様に、オンラインでの開催となり、事前の録音や当日の回線状態など不安も多くありましたが、先輩方に発表直前までご指導して頂いたことで無事に終えることができました。今回の経験を活かし、患者様によりよいリハビリテーションを提供できるよう精進してまいります。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

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