特定医療法人誠仁会 大久保病院は創立50周年を迎えました。

地域とともに多くの困難を乗り越えて
ー特定医療法人誠仁会 大久保病院 50周年の歩みー
大久保病院は、1976年8月1日の開院以来、2026年8月1日をもちまして創立50周年を迎えることができました。この大きな節目を迎えることができましたのも、長年にわたり当院を支えてくださった患者さま、地域の皆さま、関係機関の皆さま、そして日々医療に尽力してきた職員の支えの賜物であり、心より深く感謝申し上げます。
この50年の歩みを振り返りますと、1980年代以降の診療報酬マイナス改定、高齢者等の患者負担見直し、病床規制による医療費の抑制政策など、医療を取り巻く環境は大きく変化してまいりました。
地域の医療ニーズも時代とともに変化し、私たちに求められる役割も広がってまいりました。高齢化の進展、疾病構造の変化に対応しながら、急性期医療を軸に、回復期(包括期)・慢性期、在宅療養支援、介護・福祉との連携を深めるなど地域多機能型体制の維持・発展に努めてまいりました。
さらに、阪神・淡路大震災、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症の世界的流行など、社会全体が幾度となく困難に直面する中で、地域医療を守ることの重要性と責任の重さを改めて深く認識してまいりました。
近年では、新型コロナ禍以降、ロシアによるウクライナ侵略に始まった「国際情勢の不安定化」によって物価高騰やエネルギー価格の上昇、医療材料費の増加などにより、病院経営を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。そうした中にあっても、大久保病院は地域の皆さまが安心して必要な医療を受けられる場であり続けることを使命とし、職員の力を結集してまいりました。
制度改革や経営環境の変化に加え、災害や感染症の流行など、地域の暮らしと命を脅かす幾多の困難がありました。こうした時代だからこそ、必要な時に必要な医療を提供し続ける地域の病院の役割は、今後もより一層重要になっていると考えております。
これからも大久保病院は、地域に根ざした医療の提供に努め、時代の変化に的確に対応しながら、持続可能で信頼される病院運営を目指してまいります。
今後とも皆さまの変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年8月
特定医療法人誠仁会 大久保病院
理事長 吉岡 巌


