内視鏡下椎間板切除術(Microendoscopic Discetomy:MED)
MEDは、内視鏡を用いた腰椎椎間板ヘルニアの手術方法です。これは1995年にアメリカで開発されました。腰に約2cmの切開を加え、そこに筒を設置し、3mm径の内視鏡を装着し、ヘルニアを摘出します。原則、手術翌日より、歩行を開始します。入院期間は最短で約4日程度ですが、病態により異なります。
メリット
- 傷が小さい。(約2cm)
- 従来法のように、腰の筋肉を大きく切る必要がない。
- 術後の痛みが軽く、回復も早く、手術部位の細菌感染の危険性が少ない。
- 退院が早く、日常生活や仕事への復帰が早期に行える。