
ご老人では、活力・認識力が低下し易く、自分の病気を十分に認識出来なくなりがちです。 また、違った脳神経疾患であっても”フラフラする”、”ボケてきた”等のような同一症状を示すことが多いので、病気の区別自体が難しくなるのも事実です。 当科では、中年以後の各種の脳神経疾患と脳卒中の前駆症状の的確な診断と治療を行います。
【 診療内容・特色 】
1.中〜高年層の慢性脳神経疾患への対応:
中年以後に頻発する慢性の脳神経疾患としては、頭痛、認知症、慢性硬膜下血腫、正常圧性水頭症、脳萎縮、無症候性脳梗塞等があり、これらを治療すべき疾患と療養・介護が適当な疾患とに区別し、それぞれに迅速に適切な対応を行います。
2.脳卒中の予防:
脳卒中は突然に起きるように見えますが、実は何年も前からゆっくりと進行・悪化する脳動脈硬化や高血圧がその原因と考えられるので、日頃の患者様の健康管理に十分な助言を致します。また、検査上で無症状性の小さな脳梗塞斑を認めた時には、脳卒中回避のための予防治療を致します。
脳卒中の前触れとしての意識消失発作や四肢の一時的なしびれ発作を生じた時にも、早急に必要な治療を行います。
3.脳卒中の治療
脳卒中のなかでは、圧倒的に多い脳梗塞を中心として、脳機能回復のため薬物治療と機能回復のためのリハビリテーションを集中的に行います。
【 検査 】
1.頭部CT:外傷性頭蓋内出血、脳卒中、水頭症等の検査に使用します。
2.頭部MRI:脳梗塞、脳虚血発作、脳腫瘍の検査に使用します。
3.頭部MRA:脳動脈硬化、脳動脈瘤、脳血管奇形の検査に使用します。
4.頸動脈超音波検査:頸動脈の動脈硬化・狭窄の検査に使用します。
5.脳波:けいれん発作の検査に使用します。
【 その他 】
頭痛はさまざまな原因で生じます。頭痛持ちの方はお気軽にご相談下さい。
