明石スポーツ整形・関節外科センター

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ごあいさつ

 医療技術は日々進歩しており、それに伴い整形外科は細分化・専門化が進んでいます。特にスポーツ整形と関節外科分野は、関節鏡視下手術を中心とした最小侵襲手術の発展や、リハビリテーション技術の向上のため、常に知識と技術のアップデートが必要な分野です。従って、より質の高い医療を提供し続けるためには、専門知識と技術を習得した医師やリハビリスタッフ、最新の設備が必要となります。

 そこで、最高水準の医療を提供することを目的とし、2012年に当センターを開設しました。その後、多くの患者様に来院して頂き、スポーツ活動や日常生活復帰への良質なサポートができたと自負しております。この度、スタッフの強化やスポーツ内科の開設を経て、今まで以上に充実した体制を整えました。肩や膝の痛みなどでお困りの方は是非、当センターへお越し下さい。

センター長 立原久義

「情熱医療 プロフェッショナルドクター」(サンデー毎日)に当センターが取り上げられました。

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名医のいる病院 2023 整形外科編

「名医のいる病院 2023 整形外科編」(株式会社 医療新聞社)に当センターが掲載されました。

右の画像をクリックすると記事のPDFがご覧いただけます。

週刊新潮

「週刊新潮 2018年8月16・23日夏季特大号」に当院の整形外科の医師が掲載されました。

右の表紙画像をクリックすると記事のPDFがご覧いただけます。

痛みのある部位はどこですか?

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治療について

“オーダーメイド&ハイクオリティ”なリハビリテーション
[保存治療]

 当センターではリハビリ治療を重視しています。特にスポーツ障害の多くは、リハビリのみで改善します。小・中学生から中・高年者まで幅広い年代に対応し、レクリエーションスポーツ愛好家からハイパフォーマンスアスリートまで、一人一人の身体状況や能力に合わせた“オーダーメイド&ハイクオリティ”なリハビリを提供しています。また、「中・高年者の肩や膝の痛み」は、不良姿勢や筋肉の衰えなどが原因であることが多く、リハビリによって身体を整えることで、関節の負担が少なくなり痛みが改善していきます。

身体に負担の少ない手術
[手術治療]

 リハビリや投薬のみでは治療が難しく、手術が必要な患者様には、可能な限り身体に負担の少ない術式を選択しています。当センターでは、全ての関節に対して、鏡視下手術を行っています。鏡視下手術を中心とした低侵襲な術式を選択することで、術後の痛みが少なく、早期のスポーツ・日常生活復帰が可能となります。

関節鏡とは

 従来の関節に対する手術は、大きな切開を必要とし、健常な組織も犠牲にすることが問題でした。そのため、患者さんへの負担が大きく、回復にも時間がかかりました。
 近年、関節鏡視下手術の技術が発展し、5mmほどの傷で、安全で精度の高い手術を行うことが出来るようになりました。
 当院では、2017年4月に最新の関節鏡(高画質4Kディスプレイ)が導入され、さらに精度の高い手術が可能となっています。

stryker 4K surgical display

stryker 1588 AIM Platform(Camera Head)

当センターで多く治療している疾患(手術実績)

上肢 肩関節 ● 腱板断裂 ● 反復性肩関節脱臼 ● 関節唇損傷
● 変形性肩関節症 ● 肩鎖関節脱臼 ● 肩周囲骨折
肘関節 ● 野球肘 ● 離断性骨軟骨炎 ● 変形性肘関節症
下肢 膝関節 ● 前十字靭帯損傷 ● 半月板損傷 ● 変形性膝関節症 ● オスグッド病
股関節 ● 変形性股関節症 ● 関節唇損傷
足関節 ● 外側靭帯損傷

 肩や肘の疾患、スポーツ障害のほとんどがリハビリ中心の保存療法で良くなります。しかし、腱や靱帯の断裂をともなうような重症例では、保存療法だけでは満足いく改善が得られない場合があります。このような場合は、体にとって最も負担が少なく、同時に安全で確実な術式で損傷部位を修復します。
 肩と肘の症例に限定して、1年間で行った手術を振り返ってみました。

2022年度 肩と肘の手術実績(2022.1~2022.12)(大久保病院+関連施設)

疾患 術式 症例数
腱板断裂 鏡視下腱板修復術 110
  リバース型人工肩関節置換術 20
  その他 0
インピンジメント症候群 鏡視下肩峰下除圧術 0
拘縮 鏡視下授動術 37
反復性肩関節脱臼 鏡視下バンカート修復術 22
SLAP損傷 鏡視下関節唇修復術 5
変形性肩関節症 人工肩関節置換術 18
骨折 鏡視下骨接合術 2
  観血的骨接合術 16
  人工骨頭・肩関節置換術 11
肩鎖関節脱臼 鏡視下烏口鎖骨靱帯再建術 4
  観血的整復固定術 0
その他(肩)   9
野球肘 鏡視下遊離体・骨棘切除 7
変形性肘関節症 鏡視下関節形成・授動術 2
その他(肘)   14
Total   277

 上記以外の手術件数はこちらをご覧ください。» 整形外科「手術件数」

当センターの特徴

スポーツ整形・スポーツ内科の両面からの治療が可能

 当センターには、運動・スポーツにより生じる内科的な問題の予防・治療を行う「スポーツ内科」を併設しております。整形外科的なアプローチとともに、アスリートや運動愛好家のスポーツ内科的な問題を総合的に解決することにより、コンディションを整え、パフォーマンスを向上させ、長く競技を続けられるようお手伝いします。
【スポーツ内科でよくみられる疾患】
 ● スポーツ貧血 ● 運動誘発性喘息 ● 無月経 など

充実した他科との連携

 他科によるバックアップ体制が充実しており、内科、循環器疾患などを合併している患者さんに対しても入院前からフォローできる体制をとっています。
診療科目:内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、呼吸器内科 ほか

地域に密着した診療

 地域に密着した治療をモットーとしたスポーツ整形・関節外科に特化したセンターです。遠方に行かなくても明石で専門的な治療を受けることができます。

患者様の声

明石スポーツ整形・関節外科センターの『患者様の声』につきまして、2018年6月施行の医療広告ガイドラインに基づき、ホームページでの掲載を中止致しました。ご協力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。

スタッフ紹介

  • 肩・肘関節の外来

    立原 久義

    立原 久義(センター長)
    【卒業年度】
    平成11年
    【専門領域】
    肩と肘の障害、スポーツ整形外科、人工関節
    【認定医・専門医等】
    医学博士
    日本整形外科学会専門医
    日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
    日本整形外科学会認定スポーツ医
    【患者様へのメッセージ】
    多くの患者さんが、自分の体のちょっとした異常(たとえば肩甲骨や骨盤の周りの筋肉が硬くなったり弱くなったりしていること)に気がつかないまま無理をしてしまい、その結果として肩の痛みや腰痛などを引き起こしてしまいます。 特に、スポーツ障害では自分の体の異常に対する認識不足とコンディショニング不足が目立ちます。 当院では、自分ではなかなか気がつくことが難しい痛みの原因となっている体の異常を見つけ出し、理学療法中心に治療していきます。 特に、投球による肩・肘の障害に対してはスポーツ専門理学療法士と共に、競技復帰はもちろんのこと、パフォーマンスの向上をサポートいたします。 投薬や理学療法での改善が困難な患者さんに対しては、MRIなどの精密検査を行った上で、必要であれば体に負担の少ない鏡視下手術などの最小侵襲手術を行い、日常生活やスポーツ活動への早期復帰を目指します。
  • 北山 聡一郎
    北山 聡一郎(非常勤)
    【卒業年度】
    平成13年
    【専門領域】
    肩・肘関節
    【認定医・専門医等】
    日本整形外科学会認定専門医
    医学博士
    元日本ハムファイターズチームドクター
    【メッセージ】
    私は肩・肘関節の治療を専門にしています。中高年の肩関節の痛みについては40肩、50肩でいずれは治るだろうと判断され放置されている方を多くお見受けします。肩の原因となる病態は多数あります。それを的確に診断されないまま時間が経過し場合によっては手術すらできない段階まで進行して医療機関を受診される患者さんもおられます。また若い世代で積極的にスポーツ活動をされている方にも肩関節や肘関節の痛みや障害は発症します。こういう方々もほとんどの場合で早めに受診して頂ければ、競技をそれほど中断することなくリハビリで完治することが可能です。肩や肘の痛みは放置すべきではありません。当院には経験豊かなリハビリスタッフも揃っており治療体制は万全に整っています。ぜひ当院にご相談ください。
  • 股・膝・足関節の外来

    大西 康央

    大西 康央(非常勤)
    【卒業年度】
    平成16年
    【専門領域】
    スポーツ鏡視下手術、膝骨切り術、人工関節、スポーツ外傷・障害、スポーツ医学
    【認定医・専門医等】
    日本整形外科学会専門医
    日本整形外科学会認定リウマチ医
    日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
    日本整形外科学会認定リハビリテーション医
    日本体育協会スポーツドクター
    日本オリンピック協会強化スタッフ
    医学博士
    【患者様へのメッセージ】
    兵庫県明石市に生まれ、地元明石で育ち神戸大学に医師を目指して進学いたしました。スポーツは高校、大学とサッカー部に所属しポジションはFWで精いっぱい頑張らせていただきましたが、私自身も怪我に多く悩まされました。

    医師になってからはサポートする側になりサッカーを中心にスポーツ選手の怪我にどう対応していくか、予防していくかという事に興味があり日々精進して参りました。

    この度その知識と経験を地元明石に還元させていただこうと思い、日々地元の皆様と一緒に勉強、精進させていただく所存でございますので宜しくお願い申し上げます。

診療体制表

 
午 前
9:00 ~ 12:00
- 立原 - 立原 - 立原
(肩・肘専門外来)
完全予約
午 後
13:30 ~ 16:00
- 大西
完全予約
第2・4週
- 北山
完全予約
第2・4週
13:30~15:00
- -
夜 間
17:00 ~ 19:00
- - - 立原
(肩・肘専門外来)
完全予約
- -
膝専門外来
15:00 ~ 18:00
- - - 担当医
(月1回不定期)
完全予約
担当医
(月1回不定期)
完全予約
-

<専門分野>
立原医師・北山医師:肩・肘の疾患・上肢のスポーツ障害
大西医師:股関節・膝・足関節の疾患・下肢のスポーツ障害
膝専門担当医:膝の疾患・下肢のスポーツ障害

予約センター 078-935-2940 (月~金 9:00 ~ 13:00)

大久保病院 明石スポーツ整形・関節外科センター
〒674-0051 兵庫県明石市大久保町大窪2095-1
TEL: 078-935-2563 FAX: 078-935-2566